7月18日(海の日)、青藍会会館での総会に出席して参りました。
昨年と同じく対面(22名)とZOOMによるリモート参加、というハイブリッド開催も板についてきた感があります。冒頭の挨拶で荒瀬誠治会長は各支部の活性化と、それぞれの支部への転入会員の把握が重要であるとの認識を示されました。西岡安彦医学部長からは本学の教育の特色として、「四国研究医型」総合選抜についての紹介がありました。支部報告は上田茂東京支部長と近畿支部から播村、ウエブ上で楢林勇兵庫支部長、武井実根雄九州支部長の4名でした。
昼食は昨年同様弁当の配食で、懇親を広めることは差し控えられました。午後からは本年度青藍会賞の発表と講演がありました。消化器・移植外科の齋藤裕先生による「ヒト脂肪由来間葉系幹細胞から超高機能肝細胞様細胞の創出」です。脂肪から作成した肝細胞を移植し肝機能を再生する、という近未来医療です、驚くほかはありません。学術講演は広島大学麻酔科教授の堤保夫先生の「本邦における悪性高熱症の検討」と本学公衆衛生学教授の森岡久尚先生による「政策課題の解決に向けた公衆衛生学の取り組みの推進」の2題。ともに示唆に富んだ興味深い内容でありました。来年も再会を期して盛会のうちに散会いたしました。